☆初小説★  「大好きと大嫌い。」  第一話

「ぎゃ〜! おくれるっっ!」

あたし、瀬川さつき。中1!

で、今、学校に遅刻しそーなの!!

ダダダダッッ

どすん!

「いったあ・・・」

「おい。」

「へ?」

「へ?、じゃねーよ!あやまれっ!」

「はあ?」

ぶつかったのは、悪かったけど、何その態度!

あたし、その言葉にむかついて、つい怒ってしまった。

「なによ! あたしも悪かったけど、その態度はないんじゃない!?」

「ふ〜ん・・・結構気が強そうな女だな。名前は?」

「瀬川さつき!だけどなにか!?」

「ぷっ。気に入った!お前、俺の彼女になれっ!」

「はあああ!?」

いきなり、なによ、こいつ!

ああ、もう、これからどうなるのよ〜っっ!!






学校。


「はあ・・・・」

今朝のことがあったせいか、思わずため息。

「さつき? どうしたの〜?」

この子は西多りえちゃん。かわいいから男子にモテモテなんだ。

そして、あたしの親友でもあるよ!

「えーと・・・・なんでもないよっ!」

「あ〜。なんか怪しい!教えてよ〜」

「え〜、やだっ!」

「お〜し〜え〜て〜〜!」

「わ、わかったよ・・・(汗」

りえのしつこさに負けたあたしは、渋々今朝あったことを話した。

「へえ〜♪そんなことあったんだあ!」

うう・・・。言いたくなかったのに・・・

「ま、うちにいつでも相談してっ!じゃーね〜」

そういって、りえは教室を出て行った。

そういえば、あいつ、誰かに似てたような・・・・。

<ガラッ>

「!?」

「おい!瀬川さつきはどこだ!」

じい〜〜〜。

クラスのみんながあたしを見る。

恥ずかしい!

「ちょっと!」

あたしは今朝のこいつをひっぱって廊下に出た。

「なによ!! あんまり、さわがないでくれる!?」

「今朝、言っただろ? 俺の彼女になれ! 忘れたか?
俺は、竜だぞ? 秋田竜!」

「え・・・・・りゅ、竜!?」

「六年ぶりだな! さつき!」

え・・・うそ、こいつが竜なの!?



さつきと竜の関係とは・・・!?

人気なくてもつづきます(笑

少しでも面白い!と思った方はコメントを・・((殴

でわでわ〜♪